「momoco」それは有田焼のフィギュアブランド
日常にそっと寄り添い、優しく見守ってくれるもの
誕生、成長、思い出をともにしていくもの
あなたにとって「momoco」はそんな存在になってほしい。
時代をこえて美しく 400余年の永い時を超えて伝承されてきた有田焼の技巧、いつまでも飽くことのない美しさへの探求心、有田焼の「今」を心ゆくまま表現しました。
有田が誇る稀代の職人たちと、様々なジャンルのアーティストたちとの特別なコラボレーションをお楽しみください。
size/65×65×110mm
※製造元や製造時期、商品ごとに、サイズや重量に個体差があります。
鍋島藩窯の19代目として、その歴史と伝統を背に、ストイックなまでに日々の研鑽を積み重ねている市川光山さん。
「1人の陶工が400年間生き続けていたら、今どんな作品をつくるだろうか?」という視点に立ち、
今の時代にも対応したものづくりを行っています。
鍋島は、絵が先にあって形はその後についてくるものだという市川さん。
「momoco」ではいつもの反対であることが、逆におもしろい化学反応を生み出せるのではないか?と話してくれました。
絵付けによる表現ではなく、薄い生地に精緻な彫刻を施すことで現れる図柄。
「陰刻」と呼ばれるこの技法で有田焼ファンを驚かせてきたのが若手作家、川崎精一さんです。
学生時代、屋外で花をスケッチしていた時、太陽の眩しさで世界から色が消え、
対象物が陰影のコントラストだけで目に映ったという経験が、川崎さんを「陰刻」という技法へと導いたそうです。
「できない」と言わないのが作家、という川崎さんは、momoco bearにも陰刻を施し、
bearの新たな表情を見出してくれました。
世界中で愛される「クマ」
英語では「bear」が、「生む」「育てる」「耐える」という意味を持つことから、子孫繁栄や子どもの健やかな成長、苦難を乗り越える、などの願いを込めて、「クマ」はお祝いの品として贈られてきました。
テディベアに代表されるように、その愛くるしいフォルムは人々に安らぎと癒しを与えてくれます。
その願い・想いは、有田焼フィギュアブランド「momoco」の船出にふさわしいモチーフであるとわたしたちは考えました。その可愛らしいボディに様々な有田焼の作家・窯元が自身の得意な技法で加飾を施すことで、「momoco bear」に新たな魂が吹き込まれました。
× やま平窯元
× やま平窯元 / 中塚翠涛
× 金善製陶所
× 貴祥窯
× 副久製陶所
× 福珠窯
× アリタポーセリンラボ / 魚岸由佳
× もち川 幸範
「momoco bear」の核とも言えるボディの原型は、テレビや広告などでキャラクター制作やアニメーションを手がける、
造形作家のもち川幸範さんによるもの。
シンプルで見る人を和ませ、少しクスリとさせる作風が持ち味のもち川さん。
「momoco」のコンセプトから、やさしくて愛嬌のあるフォルムと共に、
職人による加飾が施されて完成することを考慮し、ある程度の「曖昧さ」を持ったボディを産み出してくれました。